首周りのイボ！原因は？自分でケアできる？正しい対処法を紹介！

2018/01/04

首周りを触った時に、ボツボツしていて気になるという人はいませんか？首はイボができやすい場所で、一度できてしまうと簡単には除去できません。首は人目に付く部分ですし、化粧品で隠すこともできない部分なのでどうにかして改善できるなら改善したいですよね。

首周りのボツボツとしたイボは何が原因でできるのでしょう？首元をなめらかでツルツルな肌に戻す方法はないのでしょうか？
今回は首にイボができる原因や、正しい対処法について説明していきますね！

Contents

1 首のイボはどうしてできるの？
2 首のイボは改善できる？
3 首のイボを予防する方法は？
4 まとめ

首のイボはどうしてできるの？

イボの中にはウィルスが原因でできるものと、ウィルス性ではない非感染性のものがあります。
一般的には非感染性のイボが多く、年齢を重ねることで目立つようになる「アクロコルドン」や「スキンタッグ」などがありますが、稀に２０代の若者にできることもあります。
首の周りだけでなく、まぶたなど目の周辺や脇の下、胸のあたりにできることもよくあります。衣類などと摩擦を起こし、炎症を起こし悪化してしまうことがあるので十分注意しましょう。

【首のイボには種類がある】
・アクロコルドン（軟性綿維腫）
褐色のイボで、突起の無い小さいイボです。複数できることが多く、たくさんできてしまう場合には首の周りに100個〜200個ほどのイボができます。

・スキンタッグ
アクロコルドンが大きくなったものをスキンタッグを呼びます。突起が現れ皮膚から飛び出るように盛り上がっています。

・膿漏性角化症
一般的に「老人性のイボ」と呼ばれているものです。中高年の人にできやすく、最初はシミができたのかと勘違いする人もいます。シミのようにも見えますが、触った時に少し盛り上がっていれば膿漏性角化症である可能性が高いでしょう。肌の表面にできるイボなのでクリニックなどで簡単に除去することができます。気になる人は皮膚科の医師に相談してみてくださいね。

・懸垂性綿維腫（ソフトファイブローマ）
懸垂性綿維腫も中高年の人にできやすいイボですが、イボが垂れ下がったような状態になるものです。

イボにも様々な種類があるということがお分かりいただけたでしょうか。自分でケアできるものもありますが、完全にイボを除去するにはクリニックでのケアが必要です。イボには悪化するものもあるので、症状が軽いうちに医師に相談するようにすると良いでしょう。

【首イボに関する間違った情報】
イボに悩む人は多くいます。ネットなどで検索してみると、イボに関する情報がたくさんヒットしますよね。でも中には間違った情報もあるようなので、全ての情報を鵜呑みにしないようにしてください。

・イボケア用のクリームやジェルでイボが取れる？
クリームやジェルで保湿をしたり有効成分を塗っても、イボは取れません。（イボを予防するためには、肌の保湿は効果的です。）

・古い角質が固まってイボができる？
古い角質が固まって肌がザラザラしたり、プツプツができることがありますが、イボになることはありません。イボは良性の腫瘍です。

・美容成分でイボケアができる？
よく、肌のなめらかケア成分としてヨクイニンやハトムギエキスなどが紹介されます。確かに、肌をなめらかにツルツルに整える効果のある成分ですが、それを塗ってもイボが取れるということはありません。

首のイボは改善できる？

【セルフケア】
上でも説明した通り、イボができてしまったら市販のクリームやジェルで取り除くことはできません。イボを除去するには物理的な処置をすることが必要になります。自分でセルフケアをするとなると、方法はあるといえばありますがどれも痛みを伴いますし自分で行うには危険も伴います。

・糸を使って除去
・ハサミなどで切り取る
・ドライアイスを充てて取る
・お線香などを使用して焼く

こういった方法でイボを取り除いたとしても、アフターケアも正しく行わないと炎症を起こしたり菌に感染してしまったりするので大変危険です。一応上に方法として挙げましたが、自分でイボを除去するということはしない方が無難ですね。

【クリニックでのケア】
安全に綺麗にイボを除去するためには、やはりクリニックで治療を受けるのが一番です。多少お金はかかりますが、イボがどうしても気になる、イボをどうしても取り除きたいという人は皮膚科やクリニックへ行き相談してみましょう。
クリニックでのイボの治療法にはいくつか種類があります。

・液体窒素を使って除去
・ハサミで切る
・炭酸ガスレーザーを使って除去
・手術（切開）

このうち、液体窒素とハサミでの除去は保険が適用されるのでお金をかけずにイボの治療が受けられます。自分でのセルフケアと違って、失敗する心配もなく確実にイボが除去できます。
液体窒素や切開での除去は痛みが伴いますが、イボの種類や状態によっては、薬の服用や塗り薬で治療が行われることもあります。痛いのが嫌、手術は怖いという人は医師に相談してみてくださいね。

首のイボを予防する方法は？

【保湿】
イボができてしまってから保湿を一生懸命行ってもイボを除去することはできませんが、普段からしっかりと保湿ケアをして肌を柔らかい状態に保っておくことでイボを予防することができます。イボは加齢に伴いできやすくなりますが、これは年齢を重ねた肌は水分や油分が不足しがちで乾燥していることが原因の１つでもあります。潤いが不足した肌は新陳代謝機能（ターンオーバー機能）が衰え、古い角質が排出されず肌が新しく生まれ変わりにくくなってしまいます。シミやくすみができやすくなる他、イボのできやすい肌環境を作ってしまうのです。また、乾燥肌はバリア機能の低下も招きますので、摩擦などの外部刺激に弱くなってしまいます。
シミ、くすみ、イボ予防のためには日頃からしっかりと保湿ケアを行うようにしましょう。

【ターンオーバーを整える】
上でも少し説明しましたが、加齢とともに肌が乾燥しやすくなると肌のターンオーバー機能が乱れやすくなります。ターンオーバーというのは肌の生まれ変わりのことで、ターンオーバーのリズムが乱れると古い角質が肌から排出されず残ってしまいます。ターンオーバー機能の乱れは、イボを悪化させてしまうこともあります。
首回りのイボ予防をするためには、肌のターンオーバーを整えてくれるエイジングケア用化粧品などを使ってお肌のケアをしてあげると効果的です。

【日焼け対策】
紫外線は肌にダメージを与えます。顔や腕など日光をよく浴びる箇所には日焼け止めクリームを塗って日焼け対策をしている人は多いと思いますが、意外と盲点になってしまうのが首なんです。首回りもきちんと日焼け対策をしないと、紫外線によるダメージを大きく受けてしまいます。首回りにできるイボも嫌ですが、シミができてしまっても嫌ですよね。シミやイボの悪化の原因となる紫外線はできるだけブロックするよう日頃から注意が必要です。

【刺激を与えない】
紫外線も肌への刺激になりますが、その他衣類やアクセサリーとの摩擦も肌への刺激になり、イボが悪化してしまうことがあります。首回りの肌が乾燥しているとバリア機能も低下している状態なのでより刺激に弱くなっています。肌の保湿をしっかりとしてバリア機能を高めておくことと、衣類やアクセサリー、下着による摩擦には十分注意しましょう。肌の同じ箇所に常に刺激が加わることで、イボの悪化、シミ、炎症を起こしてしまうこともあります。

まとめ

イボは首周りを始め、目の周辺や胸元、脇の下などにできやすく、そのほとんどは非ウィルス性の良性腫瘍です。
イボができてしまったら、ウィルス性で無いことを確認するために専門の医師に念のため診てもらうと良いでしょう。万が一ウィルス性のイボであった場合、イボに触った手などから別の場所、あるいは他人にイボが移ってしまうことがあります。

ウィルス性では無いイボの場合、そのままにしておいても特に健康に害はありませんが悪化させないよう保湿ケアや刺激対策を積極的に行うことをお勧めします。気になるイボはクリニックで治療を受け除去することができるので、医師に相談してみましょう。また、イボができないように日頃から予防ケアをしておくことも大切です。

しかしクリニックとかに行くと確かに首イボもきれいになりますが、なかなか時間が取れない方も多いかと思います。
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